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遊佐安一郎先生の
心理的支援の深化:システム論的考察

講師からのメッセージ

50年にわたる心理的支援の歩みを振り返ると、常に「より良い支援」を模索し続ける過程でした。

1970年代、ニューヨーク州の急性期病棟でロジャーズ流の共感的関わりに限界を感じていた折、システム理論に基づく家族療法に出会ったことが大きな転換点となりました。

その後、認知行動療法や家族心理教育、弁証法的行動療法、さらには感情調節、対人関係神経生物学に基づくトラウマケアへと、時代の変遷とともに自身の臨床アプローチを深化させてきました。

本講座では、感情調節が困難な方への支援に焦点を当て、「直線的関係性」と「円環的関係性」の視点から、システムのどこに着目し、いかなる工夫ができるかを考えます。

また、最新の知見である身体的システムと環境システムを統合した包括的な支援の可能性について、皆さんと共有し、共に探求していければ幸いです。

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日  時 2026年4月12日( 13時00分~18時00分
内  容 (1)直線的関係性と円環的関係性
 ・ 講義「直線的関係性と円環的関係性の捉え方」
 ・ 家族面接ビデオ「トラウマの影響下の家族支援①」
 ・ グループディスカッション「ケースの見立てと支援の方向」
 ・ 全体共有
(2)家族システムと生物
 ・ 講義「トラウマインフォームドアプロ―チ」
 ・ 家族面接ビデオ「トラウマの影響下の家族支援②」
(3)関わり方の工夫
 ・ 講義「個人面接と家族面接における承認」
 ・ 家族面接ビデオ「トラウマの影響下の家族支援③」
 ・ グループディスカッション「振り返り」
 ・ 全体共有
 ・ 質疑応答
講  師 遊佐安一郎先生
長谷川メンタルヘルス研究所所長。上智大学英語学科卒業。ニューヨーク州立大学オールバニー校博士課程終了(教育学博士)。日本認知療法・認知行動療法学会所属。心理教育・家族教室ネットワーク幹事、運営委員。NPO法人精神保健福祉機構監事。日本家族カウンセリング協会顧問。日本家族研究・家族療法学会会員。
1978~1988、NY州立ピルグリム精神医療センター病棟担当心理士(Psychologist)。
1990~1996、NY州立サウスビーチ精神医療センター地域住居治療サービス長。
1988~2009、長谷川病院クリニカルコーディネーター兼リハビリテーション部長。
2009年より現職。
<主な著書・訳書>
・ 家族療法入門-システムズ・アプローチの理論と実際(星和書店)
・ 認知療法入門(アーサー・フリーマン著,星和書店)
・ 境界性人格障害からの回復(レイチェル・レイランド著,星和書店)
・ 境界性パーソナリティ障害ファミリーガイド(ランディ・クリーガー著,星和書店)
・ 弁証法的行動療法実践トレーニングブック(マシュー・マケイ著,星和書店)
・ 弁証法的行動療法の上手な使い方(リンダ・ディメフ&ケリー・コーナー編,星和書店)
会  場 Zoom会議室
・ 入室コードは開催直前リマインドメールで送ります
・ パソコンまたはタブレット端末でご入室ください
・ 音声のみの方はグループワークには加われません
定  員 50名程度
参 加 費 3800円
運  営 (主催)ブリーフセラピー研究会
(後援)NPO法人 日本ソリューショントーク協会
(後援)NPO法人 ヴィータ
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